和室

最近の和室事情

モダンな和室が今の流行

今再び和室が見直されています。一時は和室離れが甚だしい時期がありました。その要因としては、和室は古くさいと感じたり意外とメンテナンス(特に畳)が大変だったりと様々です。でもそんな和室でも少しアレンジを加えるだけで素敵なモダン空間に早変わり。和室を新しい和室としてリニューアルしていくという最近のトレンドがあります。どんなトレンドなのか順を追って見ていくことにしましょう。

和洋折衷にして 置き畳を配置

大建工業 ここち和座 清流

畳床を無くしてフローリングへ。床はフローリングに変更するもさらにその上に置き畳(琉球畳)を敷く。こんなスタイルが大変人気です。畳の色もモダンな朱色だったり。和と洋の融合を図るデザインが好まれる傾向にあります。

真壁の柱はそのまま残してベニヤ貼りクロス仕上げ

ウッドワン

和室とは本来真壁(しんかべ)柱が見えている壁の部屋が一般的です。洋室に変える場合は真壁から大壁(おおかべ)に変更します。ボードを使って、いままで見えていた柱などを隠して見えないようにしてしまいます。その際には長押など和室部材などは撤去してしまい、天井にあった廻り縁も柱を隠すボードを上へ貼り伸ばし隠してしまいます。最近のトレンドでは完全な洋室化はあまり好まれず真壁を残したまま柱と柱の間の壁(砂壁の場合が多い)に薄いベニヤを貼り、その上にモダンなクロスを貼って和洋折衷の部屋にする傾向があります。柱は魅せる柱として残すため灰汁洗いを実施して漂白しキレイにします。

襖の貼り替えもモダンな襖紙が好まれる

畳と並んで和室の印象を「古臭い」印象を与えてしまっているのが、襖かもしれません。そんな襖も今までの通り一辺倒の白地に単調なワンポイントなデザインから、襖全体の色をモダンな色に変えた襖紙を選ぶ方が増えています。襖、クロス、畳と今までにない色使いで斬新な和室を作り上げることも可能です。

照明にもモダンスタイルを。

パナソニック シーリング照明

照明も選び方を工夫すれば、モダンな雰囲気を醸し出してくれます。

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hiro
住宅資材卸会社での営業経験とリフォーム会社での現場施工管理で培った経験をもとに、みなさまに快適空間をご紹介できればと思いブログを作成させて頂きます。