玄関収納

玄関収納のカタチ。

玄関収納は様々な形がある。

玄関収納の形というのは、その用途の広がりに伴い進化を遂げています。今回はその形を見ていきながらどういった使い方に適しているか見ていくことにしましょう。

トールタイプ

床から天井まで全て収納するタイプ。家族が多いご家庭に向いています。またトール型だと靴の収納と同時に傘などの「長物」も収納出来て大変便利です。また姿見を設置するのが最近では多いように思います。これもトールタイプならでは。

セパレートタイプ

フロアユニットと吊り戸に分かれて設置される収納ですね。フロアユニットの天板には物が置けるので、鍵を置いたり宅配などの受け取り印などを置くことが出来ます。トールタイプに比べ靴の収納力は落ちますが靴の収納以外に用途を求める方には適した収納と言えます。

コの字型玄関収納

文字通りカタカナの「コ」の字の形をした玄関収納。トール型とセパレート型の合作と言え、いいとこ取りの玄関収納になります。トール型部分には傘などを収納できますし、セパレートの部分の天板には物を置くことも可能になります。ただコの字型を設置するにはそれなりにスペースを確保する必要がありそうです。

フロート型玄関収納

床に設置するのではなく、床から少し浮かして設置する玄関収納です。床から20㎝程度離して設置するので、その部分が仮の収納スペースになったりします。どういうことかと言うと例えば雨が降ってきて靴が濡れた状態で帰宅したとします。靴は濡れていますのですぐに玄関収納内にしまいたくないですよね。かといって玄関先に堂々と置いておくのも・・・・そんな時には仮に玄関収納の下端の空いたスペースに置いておくという手が使えそうです。使い方は人により様々ですが多くの方は「つっかけ」など使用頻度の多い靴などを置いておく定位置にしているようですね。

クローゼット型玄関収納

扉がクローゼットのように折れ戸になっているタイプです。この収納で注目したいのが、底板がないことです。玄関収納としての機能は勿論ですが、ベビーカーなどの収納も可能な玄関収納です。ゴルフバックなども同様。ゴルフバックやベビーカーに共通するのは、家の中に入れるべきではないということです。ただ出来れば雨ざらしにもしたくないということで、外と内(家)の境界緯線である玄関土間を上手く収納空間として利用したのがこのクローゼット型玄関収納です。靴を脱ぐ前に収納でき家の中を汚すこともない。それでいてしっかり収納は出来る商品になります。

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hiro
住宅資材卸会社での営業経験とリフォーム会社での現場施工管理で培った経験をもとに、みなさまに快適空間をご紹介できればと思いブログを作成させて頂きます。