見えない危険に備える
近年の住宅においては、耐震性であったり安心、安全がうたい文句の住宅が花盛り。一見すると家の中というのが安全であると思うのですが、ちょっとした危険が潜んでいます。どんな危険があるのか、その対策も併せて早速見ていきましょう。
階段・踏板 / ノンスリップ材
階段も踏板の真ん中をきちんと踏んで昇降すればさほど問題はないのですが、急いでいるときとか、ちょっと寝ぼけている場合踏板の端を踏んでしまい、滑ることってあると思います。そんな滑落防止材としてノンスリップ材を有効活用しましょう。
コーナークッション材
住宅に存在する「角」意外と危険です。そんな時にはコーナークッション材。特に赤ちゃんがいるご家庭では必須アイテムではないでしょうか。本棚の角だったりTV台の角に設置するケースが多いようです。意外な所ではキッチンの間仕切り壁の角に設置したこともあります。ちょうど目線の所に「角」が来ていてそれでいて生活動線の中に入っている場所でしたので取り付けました。
浴室 / 手摺(たて取り付け)
浴室はすべりやすい場所です。特に浴室にはいった瞬間。そんな時は入口に手摺があると大変便利ですね。浴室の手摺というと浴室の横に設置されているのが多いですね。もちろんこれは浴室から上がるときに大変有効なのですが、浴室の出入りにも縦に手摺があることで安心して浴室を使うことが出来ます。
家具 / 家具転倒防止ゴム
近々大地震が起こるかもしれないという噂が。大地震でなくても最近頻繁に地震が来ています。そのたびに家具が転倒しては身がもちません。転倒しそうな家具、例えば大型のTVだったり食器などが収納されているカップボードの下にゲル状の転倒防止材を敷設して家具の転倒を防止しましょう。
廊下 / 足元灯
夜家の中を移動する時も暗闇の場合には、危険が伴います。そんな時には夜人の気配を感知して点灯する足元灯が便利です。一緒に住んでいる人のためにも照明はつけたくない時や不意にブレーカーが落ちて照明が付かない時などの非常時に役に立つアイテムです。メーカーでは家の中で段差のある場所に設置することで段差の目印として活用することを推奨していました。