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納期もかけず、費用もかけず。
いまある浴室を解体せずにリフォーム(キレイ)できると最高だと思いませんか。お風呂が使えない期間は短いにこしたことはありませんし、解体費用を掛けずにリフォームすればお財布にも優しい。どんな工事があるのか見て行きましょう。
浴室全体を塗装する
浴室内を塗装することで室内のイメージを一新することが可能です。もし今お使いの浴室が薄暗い場合には、明るい色に塗り替えることで快適空間に早変わり。すでに浴室内にカビなどが発生している場合塗装を施しリメークすることが可能です。デメリットとしてはタイルに塗装することが出来ないので、浴室にタイルが貼ってある場合には既存のタイルの色と他の所の色のコーディネートを考えなければいけません。
シートを貼る
シートは床用のシートと壁・天井用のシートに分かれます。床は滑りやすいので防滑機能のあるシートを採用しなければいけません。
床シート
水廻りに使用するシートですので滑らないシートを使用します。また熱にも強くなくてはいけません。在来工法のお風呂でもユニットのお風呂でも施工可能です。ただ在来浴室の場合、排水口とシートとの取合い部分は剥がれやすいので施工業者の腕の見せ所です。業者はキチンと選びましょう。
壁シート
シートは塗装と違いタイルの上に貼ることが可能です。施工することでカビの発生を抑えてくれます。4面ある壁のうち、水栓などが設置されている面だけアクセントとして色の違うシートを貼る工事もおしゃれですね。(浴槽に沿った壁にワンポイントでアクセントシート貼るのもgood)
強化クリーニング
専門の業者にハウスクリーニングをお願いするという方法もあります。ここで注目したいのは、強化クリーニングという方法。専門業者が浴室に関することを熟知しているので、排水口や水栓、鏡 浴室入口扉パッキン、洗い場床の水垢などプロ用の洗剤と専用道具で落としてくれます。エプロンを外してエプロンの中まで掃除してくれる「痒い所に手が届く」工事をしてくれます。
浴室部材を交換する
浴室全体のリニューアルばかりではなく、部材単体の交換も考えてみてはいかがでしょうか。
鏡の交換
水垢が一番目立つのはなんと言っても鏡ではないでしょうか。お掃除しても水垢はなかなか落ちるものではありません。見た目も悪いので鏡自体を交換するのも一つかと思います。サッシ業者が対応してくれると思いますので 既存の鏡の取り外しから既存の鏡の処分までお願いしてみると良いと思います。鏡は割れると処置に大変ですのでプロにお任せするのが良いと思います。
シャワーヘッドの交換
シャワーヘッドは今ではホームセンターでいろいろな種類のものが売られていますね。交換もご自身で簡単にできちゃいます。交換を機に節水タイプのものやシャワーヘッド本体で水の出入りを調節できるものを試してみては如何でしょうか。
浴室ドアの交換
浴室のドアにビードと呼ばれるゴム状のものがあります。止水の役目と樹脂パネルを固定する役目を果たすものですが、このビードが水垢で汚れてきます。落とそうにもなかなかおちません。また浴室ドアの床見切り部分も汚れが溜まる場所ですしこれがなかなか掃除が大変。そんな時は浴室ドア本体を交換するという方法もよいと思います。現地のドアの大きさと同じサイズのものを工場で製作して設置します。工事自体は半日で終了します。お風呂が使えないということはないですね。
水栓の交換
浴室水栓も水垢で白くなっていませんか。メラミンスポンジなどのお掃除道具でなんとかキレイにしたい所ですがどうもすっきり落ちないなんてご経験はないでしょうか。壁付けの浴室水栓ならば比較的簡単に交換することが可能です。無論設備業者が施工することが前提ですが。交換の際に、スパウトの長さを調整したりスパウトをなくした水栓というのもあるのでご検討頂ければと思います。
スパウトとは水(お湯)が出てくるシャワーではない吐水口のことです。
スパウトが長く、体を洗う時邪魔になったりしませんか?
換気扇の交換
換気扇も快適空間には適切なアイテムですね。現地の条件が揃えば浴室暖房乾燥機に入れ替えするというリフォームも人気があります。衣類乾燥機能はもちろんのこと、個人的には浴室換気機能がうれしいですね。カビの発生や浴室にいやなにおいを防いでくれます。ただし通常の換気扇から浴室暖房乾燥機に交換する場合には、天井の開口部の調整や専用電源を分電盤から直接引っ張る必要があります。