床材

フローリング リフォームするなら

床のリフォーム工事のやり方は様々

日常生活を送る上で、住宅で一番経年劣化が進む場所と言えば床になります。住んでいる方が付ける傷であったり、ペットを飼っている場合はペットのオシッコでありったり、はたまた外から降り注ぐ日光(紫外線)であったり。そんな床をリフォームする方法を今回はメリット、デメリットを挙げながら考えていきたいと思います。

床の全面張替

床の全面張替は一番オーソドックスなリフォーム方法になります。今あるフローリングを剥がし、下地調整して新しいフローリングを貼る、工事としてはとてもシンプルです。

メリット

解体するフローリングと同じ厚みのフローリングを貼るのであれば、床の高さは以前と変わりませんのでフローリング以外の所での余計な工事(床が上がることによるドアの下端のカット等)が発生しません。また今ある床を一度解体しますので、解体ついでにいままで気になっていた床の軋みなどを修復してしまえる点は良いですね。

デメリット

解体工事というのはつねにホコリが舞う工事となります。在宅で行う工事には向きません。また解体工事や大工工事など工事にかかる費用や工事日数は意外とかかってしまいます。

フローリング上貼り

今あるフローリングを解体せずに既存のフローリング上に新しいフローリングを貼っていきます。

メリット

解体工事がいらなくなる。解体工事によるホコリなどが出ることはない。工事の工程が少なくなるのでもし在宅で工事をお考えの場合、ご自宅にお邪魔する職人の数もそれだけ減るので在宅工事に伴うストレスが若干軽減されます。

デメリット

既存のフローリングの上に新たにフローリングを貼る訳ですから、当然床の高さは今よりも高くなります。したがってフローリング貼り工事のほかに工事が必要になってきます。(ドアのアンダーカットが代表例ですね)

hiro

ドアのアンダーカットとは片開きドア
の下端を、床が上がった分カットして
ドアの開閉の際に新しいフローリング
に擦れないようにすることです。

いまあるフローリングの上にフロアタイルを貼る

フローリング上貼りと、考え方は同じで今あるフローリングは解体せずに既存のフローリングの上に新しい床材を貼ってしまおうというものです。

メリット

フローリング上貼りと同様に既存フローリングを解体せずに施工するので解体時に発生するホコリが出ないのが良い所です。またフローリング上貼りの場合 確かに解体時のホコリは出ないのですが新しいフローリングを加工する際には若干のホコリが出ます。フロアタイルは本体が塩化ビニール樹脂で出来ていますので工事は大工さんではなく内装業者さん扱いになります。(壁紙などを施工する職人さん)ですのでフロアタイル加工はカッターナイフで行いますので、ホコリはでません。また施工後のメンテナンス性に優れている点なども見逃せません。

デメリット

最近では、技術の目覚ましい進歩によりフロアタイルのデザイン・柄が豊富になりました。デザイン性がイマイチといったお話も昔の話。フローリングと見間違う商品もあります。もしデメリットを挙げるとすればクッションフロアに比べた場合費用が割高になることくらいでしょうか。

既存のフロアーにコーティング

いまあるフローリングをキレイにして、コーティングをしてしまおうという工事です。

メリット

今のフローリングをそのまま活かせる。柄が気に入っているのに今では同じような商品がもう流通していないなどという場合には非常に有難いですね。既存フローリングを解体をしないで得られるメリットは言わずもがなです。コーティングですので施工後のアフターメンテナンスが非常にラクになります。

デメリット

まず費用が高いことが挙げられます。コーティングも施工の仕方が数種類に分けられており、費用に合わせるようにコーティング効果の耐用年数が変わってきます。一番費用がかかるUVコーティングは高いだけあり耐用年数も一番長いです。一方ガラスコーティングは費用は安いのですが耐用年数が一番短いです。ご興味のある方はまず一度専門業者に問い合わせをすることをお勧めします。

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hiro
住宅資材卸会社での営業経験とリフォーム会社での現場施工管理で培った経験をもとに、みなさまに快適空間をご紹介できればと思いブログを作成させて頂きます。