内装ドア

住宅の入口のカタチ。

1つじゃない入口のカタチ

最もポピュラーな片開き戸

いま一番住宅の開口部で使われていると言っても過言ではない片開き戸(ドア)。ドア自体の価格も比較的安くかつ取り付け工事費も他のドアの取り付け費に比べて安く上がる。いいことづくめかと思いきや一つ欠点が。
その動作ゆえ仕方ないのですが、開け閉めする際にはそれなりのスペースが必要であるということです。ですから開け閉めするに必要なスペースには物など置けないのでスペースを取られてしまいます。まあ開けた時に(つまりドア枠に対して扉が90°になった時)扉と壁とが並行になっていればスペースを取られるということもないのですが。

片開き戸でも・・・スペースを取られない折れ戸

片開き戸の欠点は、スペースを取られることとお伝えしましたが、その欠点を補う商品があります。折れ戸です。ドアを開ける時にドア本体が2枚に「折れ」るので開けた時にはドア枠の中のドアがスッポリ収まりますのでドア開閉によりスペースを取られることがありません。トイレドアなどに多いのですが、廊下に開く片開き戸などは開けた時には廊下の動線を塞いでしまうケースもありますし、廊下を歩いている人と接触するケースも考えられます。そんなケースには折れ戸を採用してみてはいかがでしょうか。ただしドア自体の価格は通常の片開きドアのそれよりも倍以上高いので予めご了承ください。

内装扉の雄 引戸

ドアの開閉時スペースを取られたくない場合、引戸を採用します。引戸枠の中で扉が動くので、それ以外のスペースを侵食することはありません。ですからドア近くにものを置いても開閉の邪魔にはなりません。出来れば住宅すべてにおいて引き戸を採用したいぐらいなのですが、いかんせん枠を取り付けるスペースがないと引き戸は取り付けることができませんので、設置場所により片開きにするか引き戸にするか決めていくしかなさそうです。

ドアは付けずにドア枠のみ

リビングとダイニングの間にはあまりドアを設置しませんよね。あんなイメージでしょうか。明確に仕切りを設けずにゆるりと仕切るイメージです。です。本来なら同一の部屋として考えてもおかしくはない部屋同士の境界線のようなものでしょうか。木の枠を縦横3方に取り付けるのが一般的なようです。そうすることでロールスクリーンだったり簡易的なカーテンを後付けできます。

R形状の入口

ドアの入口などはほぼほび長方形が多いと思いますが、ドアを付けずにかつ3方の上方に丸みを持たせるという方法もあります。Rの形状の入口の向こうには、特別な空間が広がっているようなわくわく感を演出する効果がありそうですね。柔らかさを演出する効果があります。

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hiro
住宅資材卸会社での営業経験とリフォーム会社での現場施工管理で培った経験をもとに、みなさまに快適空間をご紹介できればと思いブログを作成させて頂きます。