床材の機能性を正しく理解する。

機能を良く理解して適材適所に。

床材と言ってもその種類は豊富で、いろんな機能を有したものが揃っています。それぞれの床材の持つ性能を理解し、快適空間を作りましょう。

意匠性

フロアーにとって意匠性というのはとっても大事です。人間にとって「顔」当たると言っても言い過ぎではないと思います。最近では木目の深い本物の木の雰囲気を感じることの出来る商品などが人気です。また高級感を演出するアイテムとして大理石調のフローリングなどもよく採用されていますね。部屋ごとに「テーマ」を設け「テーマ」に沿ったフローリングをセレクトするのも面白いと思います。

傷が付きにくい

フローリングは常に傷がつきやすい環境に晒されていると言えます。椅子や机を引きずれば傷がつきますし、物を落としても傷が付いてしまいます。生活傷と呼ばれるもので仕方ない部分はあるのですが、出来れば簡単に傷は付いてほしくないものです。フローリングの表面の単板にプラスチックを注入して表面を固くしたものや、単板の下にある下地材を固いものにして、傷が付きにくくするなどフローリングメーカーは試行錯誤しながら技術を進化させています。フローリングの傷との闘いは今も続いています。

滑らない

ペットと共生する生活が当たり前になってきました。確かにペットは癒しを与えてくれますので家族同然と言えます。そんな「家族」のために考えだされた商品が防滑性を有したフローリングです。座敷犬などは床が滑ると関節を痛めるんだそうです。防滑性を有したフローリングに貼り替えるもよし、防滑性を有するワックスをかけるも良いでしょう。

転んでもいたくない

赤ちゃんがいるお宅では是非ほしい機能ではないでしょうか。コルクフロアーやフロアータイルなどが該当します。またカーペットなども安全なので是非検討してみて下さい。あっ、畳もありますね。

水かかりに強さを発揮

キッチン室や洗面室、トイレに使用するのがクッションフロアです。水がかかる場所ですのでビニール製のクッションフロアが威力を発揮。メンテナンスも容易です。