ドアストッパー

無いと困る。ドアストッパー。その種類と機能を検証。

地味だけど必ず設置したいドアストッパー

住宅のドア(片開きドア)には必ず設置したいのがドアストッパーです。それは ドアが開いた際にレバーハンドルが壁にぶつかりクロスを破損させたりするのを防いでくれるから。そんなドアストッパーですがどんな商品があるのか、またどういうケースにどういう商品を設置するのが良いのか検証していきます。


床ストッパー

扉本体と床にそれぞれ部材を設置します。それぞれにはマグネットが付いており扉をストップさせたい所に床部材を設置しておくと、扉がその床部材の上で「ストップ」してくれる商品です。ご自身でも簡単に設置できるので一度チャレンジしてみるのも面白いかもしれませんが設置位置を間違えるとドアがストップせずに床部材の上を扉が通過しレバーハンドルが通過してクロスを破損してしまうので設置の際には施工説明書を良く読んで対応してください。

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扉に設置する部材の設置高さが高いと
マグネットが反応しませんので注意
してね。

公団用ストッパー

ドアの設置位置に床の段差がある場合や、床ストッパーを設置する際に床部材が部屋の隅に設置できない場合に使用します。廊下に面したトイレドアや洗面室のドア(片開きドア)の場合に良く使用されます。廊下に面しているので床ストッパーを設置しようと思うと廊下の床の真ん中あたりで床部材を設置しなくてはいけなくなるからです。ただ決して見栄えのする部材ではないのであまりおすすめはしません。ただ資材の価格は非常に安いです。

アームストッパー

ちょっと気の利いた住宅には設置されているケースを見ますが、現地調査の際にお邪魔する家ではあまり見かけない商品です。でも私がリフォーム工事をさせて頂く現場では必ずオススメする商品です。このアームストッパーの設置場所は、上記で説明した公団用ストッパーと同じと思っていただいて大丈夫です。要は見た目重視というとこでしょうか。このアームストッパーのもう一つ優れた機能を申し上げると、公団用ドアストッパーはストッパーが壁にあたるまで扉は開いてしまい途中で「ストップ」することが出来ませんが、このアームストッパーはご自身で扉をストップさせたい角度を決めることが可能です。ただ取り付けの際には取り付けをする場所によってその角度を決めることが可能になります。ご自身で取り付けチャレンジするのも可能ですが出来れば専門の業者さんに相談されるのが良いと思います。

ドアクローザー

ドアクローザーは、玄関ドアや住宅の勝手口ドアに設置するケースが多い部材です。ドアを90°しっかり開けた際にドアがストップします。物の搬入の際にこの機能があると大変便利です。ドアを閉める際にゆっくり閉じていくのが特徴です。このスピードも調整可能です。

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住宅資材卸会社での営業経験とリフォーム会社での現場施工管理で培った経験をもとに、みなさまに快適空間をご紹介できればと思いブログを作成させて頂きます。