収納扉

収納扉の形、使い勝手を考える。

収納スペースの大きさによって形は変わる。

洋室や寝室に設置する収納扉ですが、廊下やキッチンスペースにも設置することが増えてきました。それぞれのお部屋でどういった収納扉が選ばれているのか、使い勝手はどうか検証してみたいと思います。

寝室

ここは休息するスペースであると同時に、生活リズムを切り替える場所とも言えます。外から帰ってきた際にはルームウェアに着替える場所ですし、朝起きればパジャマから外出用の洋服に着替える場所でもあります。ですので洋服を収納するスペースが比較的広く欲しいスペースとなります。

折れ戸

一般的な収納扉になります。収納するスペースの間口が広く取れる場合には、折れ戸を2~3組並べて設置することになります。朝、洋服を選ぶ時には折れ戸を全開にして洋服を選ぶ方もいらっしゃるでしょう。洋服収納全体を俯瞰的に見たい場合にはこの折れ戸はとっても便利です。

引戸

寝室の場合ですが、ベットを置いた際ベットが部屋全体を占領してしまって折れ戸を開閉するスペースもないという状況の場合にはこの引き戸が便利です。引き戸ですので収納スペース全体を俯瞰的に見ることは難しいのが折れ戸との違いになります。片方を開けて またその反対をあけて と洋服を探すのに朝の忙しい時間にはまどろっこしい作業になります。なるべく収納スペースを俯瞰的に見えるように、また開けて 閉めてという動きを少しでも少なるするため3枚引き戸でかつそれぞれが一つの動作で連動するタイプが好まれています。

片開き戸

寝室の中に、もう一つ洋服のために部屋を設けることが可能な場合には片開き戸を設置するケースがあります。いわゆるウォーク・イン・クローゼットですね。洋服のための「部屋」と考えれば片開き戸になるのは当然かもしれません。

廊下

廊下は基本的には収納するスペースを取れることが少ないです。ただ清掃道具など毎日使う家電などをしまっておくスペースが欲しくなるのも事実。スペースが取れないので観音開き扉を設置することになります。階段下収納などが代表的ですね。階段下物入なので高さがそれほど取れない場合が多いですが、収納開き扉は標準仕様で高さが3~4段階から選ぶことが可能です。

和室

和室と言えば押し入れ。押し入れには襖。ということで最後に取り上げるのは襖です。昔から日本で使われている収納扉になります。襖というと木製の本襖が本来なのですが、手軽さとお求めやすい商品ということで段ボールの素材で出来たダン襖が今は主流となっています。襖の張替は気軽に行えるリフォーム工事の一つなのですがダン襖の場合は、ふすまの反りを考慮し両面を同時に貼り替える必要が出てくることを予め覚えておいて良いと思います。

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hiro
住宅資材卸会社での営業経験とリフォーム会社での現場施工管理で培った経験をもとに、みなさまに快適空間をご紹介できればと思いブログを作成させて頂きます。