工期短縮

工程をカットしてくれる建築材料

在宅工事では、もはや必須

改修工事において、解体時に出るホコリや騒音などは避けて通れません。在宅工事となるとそのストレスは半端てはありません。騒音などと同様にストレスなのが他人が自分の家に入り込んでいることではないでしょうか。そのストレスを軽減するためにも改修工事の日程(工程)は短ければ短いほど助かるというものです。本日は工期短縮に貢献してくれる建築材料を見ていきましょう。

隙間化粧カバー(城東テクノ)

出展:https://www.joto.com/product/6-1/126

浴室改修工事の際に使用します。浴室を入れ替えるとほぼ100%に近い確率で入口枠廻りの造作工事が必要になってきます。新しく設置したシステムバスの入口の開口寸法に合わせるように壁を追加したりするので、どうしてもクロスが貼れていない場所が出てくることは致し方ないことです。通常ならば開口面を1面クロスを貼り替える作業が必要になってくるのですがクロスを貼り替えるために、1日工事日程を確保する必要があります。そんな時に使用したいのがこの隙間化粧カバーです。この建築材料を用いれば開口部の壁の追加も必要なくまたクロスの張り替えも必要ないので工期の短縮につながります。

押し入れ化粧ボード(吉野石膏・他)

押し入れや収納内の壁や天井に貼る石膏ボードです。はじめから化粧が施されておりますのでボードを貼った後のクロス貼り工事がカット出来ます。工期の短縮につながりますね。ボードの貼り方はホッチキスのお化けのようなタッカーと呼ばれる留め金具とボンドの併用ですので化粧ボード表面を傷付けることはありません。

キッチンパネル(タイルの上に)アイカ工業

リフォーム現場ではキッチンの背壁にタイルを貼っているのを良く見かけます。昔はタイルが主流だったんだと実感します。キッチンを入れ替える時ほぼほぼこのタイルを剥がしてキッチンパネルを新規に貼るのですが、実はタイルを剥がさずにタイルの上から施工することも可能です。アイカ工業のセラールという商品で「ONタイル工法」といいます。解体にかかる日数および解体費用、廃材処理費までカットしてくれるのは本当にうれしいですね。接着剤の技術の進歩がこうした工法を生み出してくれました。

ABOUT ME
hiro
住宅資材卸会社での営業経験とリフォーム会社での現場施工管理で培った経験をもとに、みなさまに快適空間をご紹介できればと思いブログを作成させて頂きます。