フローリング

フローリングの貼り方向って気にしてますか?

お部屋ごとに分けて貼り方向を変えるのがgood!

床の貼り方向って快適空間には意外と必須です。毎日使う(というか歩く)ものですし、目につきます。フローリングの貼り方向が「決まる」とお部屋がキレイに見えるって本当ですよ。違和感を感じたまま日常生活を送るなんてことにならないように、したいものです。

基本は・・・・・

基本はお部屋の長手方向に目地が平行になるように貼っていきます。クローゼットがある場合、その中もお部屋と同じ方向に貼ると良いと思います。ウォークインクローゼットの場合、そこにまた別の部屋があると考えますので、ウォークインクローゼットの長手方向を確認して貼っていきます。お部屋とウォークインクローゼットでフローリングの貼り方向が変わる場合には床見切りを入れて見切る線をきちんと引くとよいでしょう。被せるタイプの床見切では見切材とフローリングの取り合い部分が目立たないのできれいに仕上がります。

廊下は当然・・・・・

廊下はフローリングの目地が廊下の長手方向と平行になるように貼っていきます。廊下は大抵の場合は玄関とつながっておりますので、フローリングは框(かまち)にぶつかります。框に対してフローリングの目地は直角になっている状態がキレイに見えると言われています。廊下から90°曲がった所に玄関框がある場合 廊下に沿ってフローリングを貼ると廊下と框は平行になっているためフローリングも框と平行になります。こんな場合はどうでしょうか。議論の分かれる所ですが、私の場合は玄関框廻りの美しさを優先し廊下のフローリングの貼り工法を廊下の長手に対しフローリングの目地が直角になるように貼ります。

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框とは玄関土間と廊下との段差の部分

にある横木のことです。

トイレも・・・・・

出展:https://www.sangetsu.co.jp/newproduct/floortile/

トイレもフローリングを貼る場合や、フローリング調のクッションフロアやフロアタイルを貼る場合には長手方向にフローリングの目地を平行に、と言いたい所ですが、トイレはスペースが広くないこと、トイレが空間の面積の多くを占めていることを考えるとそこまで神経質になる必要はないと思われます。可能であれば長手方向に目地が平行になれば良いですが、フロアタイルやクッションフロアなどの材料の関係もありますので臨機応変に対応すれば良いと思います。

一番肝心のLDKは・・・・・

LDKで一番迷うケースと言えば 部屋に長手短手方向がないすなわち縦、横どちらも同じ長さの場合です。LDKの場合、他の部屋と違って正方形になるケースが多々あり我々も迷うケースがあります。こんな時に参考にするのがキッチンの設置方向。キッチンとフローリングの目地が平行になるほうが部屋全体としてはキレイに見えます。(部屋が長方形の場合はキッチンの設置位置にかかわらず基本に戻って長手方向にフローリングの目地を平行に!)
LDとKが分かれている場合キッチンが基準にしようがありませんのでLDに隣り合う部屋の貼り方向に合わせるという風にしてみてはいかがでしょうか。

ABOUT ME
hiro
住宅資材卸会社での営業経験とリフォーム会社での現場施工管理で培った経験をもとに、みなさまに快適空間をご紹介できればと思いブログを作成させて頂きます。