人気商品のエコカラット。ワンタッチパネルという商品があるのを知ってました?
意外と知られてないエコカラットワンタッチパネルを紹介しながら施工する際の注意点などを共有していきましょう。
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エコカラット ワンタッチパネルとは?
LIXILが提供するエコカラットで 数種類のサイズのエコカラットから設置したい場所に合うものを選び、ワンタッチで壁に設置できる商品です。
すでにパネル化されている商品ですから設置する場所の仕上がりイメージをつかみやすくカンタンに設置できる商品です。
施工するにあたり私が気づいた点を挙げていくことにします。

取り付けカンタン
パネルの大きさがある程度決められているからこそ、エコカラットを加工する必要がないので、廃材が出ないしなにより壁への取り付けがカンタンです。
玄関ホールの廊下の壁に 幅1066x高さ460(単位はミリ)のサイズのエコカラットワンタッチパネルを施工したことがありますが、玄関の雰囲気とマッチしてとても喜ばれました。
設置高さは目線の高さ位に設置しております。
設置に際しては設置用の型紙が同梱されているので、まずその型紙を設置したい場所に仮付けしてみて 縦 横 高さのバランスを見ることが出来ます。
必要最低限の工具でOK!

設置に必要な部材は同梱されております。留め付け金具やビスなど。あとはインパクトドライバーさえあれば設置可能です。
パネル化されている商品なので難しいパネルの加工に必要な工具は一切不要!
取り付け位置やパネルのサイズを良く吟味する。

施工する前の話になりますが、設置場所によりパネルの大きさや位置をよく吟味する必要があります。
設置する場所によりエコカラットプラスを縦に貼ることを考えても面白いです。
ウォークインクローゼットの中に貼ったことがありますが、せっかくのエコカラットプラス。横に貼ることでエコカラットワンタッチパネルの一部が洋服で隠れるのはもったいない!ということで縦に貼らせていただいたことがあります。
ワンポイントでエコカラットワンタッチパネルがいい味出してます。
デザインがどうしても限定されてしまう。

仕方のないことなのですが、デザインがどうしても限定されてしまいます。
エコカラットプラスは豊富なデザインの中からお気に入りのエコカラットプラスを選び 好きな場所に施工することが可能ですがワンタッチパネルはサイズ、デザインはある程度限定されてしまうことを予め知っておいて下さい。
壁の補強が必要な場合がある。
ワンタッチパネルは、設置したい壁面に留め付け金具を用いて設置する商品です。
留め付け金具を設置する場所に下地が存在すれば良いのですが、下地がない場合には設置面の壁を補強する必要があります。
通常の住宅においては壁は石膏ボードにクロス仕上げが多いと思いますが石膏ボードの壁内側に木材やベニヤを設置することで壁の補強をします。
補強のやり方は業者様によりいろいろあると思いますが壁の補強は必ずするようにします。補強を怠ると後々ワンタッチパネルが脱落するなんてことになりかねません。
下地の存在とは、釘やビスが
きちんと留めることができる
壁の状態を指します。
石膏ボードしか壁に存在しない
場合は、釘やビスを留めても
ぐらぐらしていずれ石膏ボードが
壊れてきますね。そのために石膏
ボードの壁内側に木材入れたり
留め付け金具を留める壁を石膏
ボードの代わりにベニヤにする
ことを壁補強といいます。