近年では当たり前となったノンワックスフロア
ひと昔前だと、ノンワックスフロアって付加価値商品でした。だってメンテナンス
が不要なんですよ。
いままでは定期的にワックスをフロアーに掛けることでフローリングの維持管理に
努めるのが当たり前だったんですから。
フローリング表面の加工技術の成果
フローリングは時代とともに進化をしてきました。
もともとはベニヤに単板を貼ったものをカラーフロアと称して
発売してました。しばらくすると直射日光が当たることで単板
にヒビ割れが現れるようになり、それを改善するために各メーカー
はひび割れ防止の工夫をするようになりました。
またフローリングの表面の傷が付きにくいフローリングの開発も
各メーカーの間で競争が盛んになりました。
ここでは詳しく述べることは差し控えますが、ノンワックスフロア
もエンドユーザーさんの要望に応えるべく各フローリングメーカー
がしのぎを削り企業努力をした結果と言えます。
次はどこに行く?
各メーカーの開発競争は尽きることがありません。
カラーフロアの開発から始まって、より本物の木目に近い単板の開発
一方では単板の傷の付きにくさの競争 別のメーカーでは単板ではなく
単板を貼る板(基材)の強化に努めたり。
単板の強化を図る一方、単板表面の抗菌仕様を開発したり、滑りにくい
ペットも安心して飼えるフローリングの開発など。
ノンワックスも主要フローリングメーカーがほぼ採用し、ノンワックス
であることも珍しくない昨今、次はどういう方法で差別化を図っていく
のか今後も各メーカーの動向に注目です。
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