工夫一つで素敵空間の出来上がり。
快適空間を創造するためにいろいろな方法が紹介されています。クロスを貼り分けてデザインクロスを採用したり、フローリングを木目の濃いタイプを採用したり。内装ドアにも出来ることがあります。早速見ていきましょう。
内装ドアのドア本体と枠の色を変えてみる。
普通の内装ドアは枠とドア本体は同じ色で構成されています。そのことに関しては何も違和感はありません。ですがあえてドア本体と枠の色を変えてみると面白いです。例えば上方の写真のように枠はブラウン系、ドア本体は廻りの壁紙と同じ白にすると入口が浮き出てくるように見えたりします。その際にドア枠と木製幅木も同じ色にすると枠は部屋の中で一つの線になり一体感が生まれたりします。その逆でドアをブラウン、枠を廻りの壁紙と同じ白系にすると枠が目立たなくなり不思議なことに内装ドアの存在感が薄れてドアの色が壁のアクセントになります。ドア枠(あるいはドア本体)の色の交換は価格の変更は基本的にないはずですので施工業者に一度確認してみるのも良いでしょう。
ハイドアを採用してみる。
通常の内装ドアの高さは2mです。これを天井いっぱいまで高さを変更してみるのです。住宅のリビングの天井は通常2.4mから2.5m程度。その天井近くまでドアがあることで部屋全体がスタイリッシュに変わります。これはドア枠とりわけ上枠の目立ちにくさに起因しているようです。引き戸などを例にすると分かりやすいのですが高さ2m程度の所に上枠が一本通っているのと天井すれすれに上枠が通っているかの違いは大きいです。前者は目線に入りやすく、後者は目線から遠いのでハイドアのほうが見た目すっきりに見えます。メーカーによっては上枠はなく、縦枠も極力目立たない工夫がされているので各メーカー仕様がどうなっているのか比較してみるのも面白いかもしれません。
丁番を変えてみる。
内装ドアの丁番と言えば上記の写真のようなものが一般的かもしれませんね。ところがこの丁番も色を変えてあげるとちょっとおしゃれな内装ドアに変更することが可能です。あまり目立たない部分ですが、レバーハンドルと丁番の色をシックな色に替えてあげるとこじゃれた感が増します。同じ金物であるレバーハンドルと丁番をブラックに変更したことがありますが、ドアを閉めている時は丁番の見える範囲は狭いのですがレバーハンドルと丁番のブラックがドアのアクセントになって引き締まった印象を与えてくれました。
レバーハンドルを変えてみる
上記の写真は一風変わったレバーハンドルです。この写真ではレバーハンドルもさることながらドア本体と枠も色を変えていますね。引いている写真がないので残念ですが、ワンポイントにこだわって変化を楽しむのも面白いです。是非お試しください。