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ドア交換が最善とは限らない
時間の経過とともに、内装ドアも汚れ・破損が目立ってきます。お金や時間に余裕があれば新しいドアに交換する方法がよさそうですが、破損状況によってはもっと別の方法を取ることで満足行く結果が得られます。
ちょっと傷を付けてしまった
そんな時はリペア補修がよさそうです。リペア屋さんがいるので補修をお願いしてみるのも良いですし、最近ではホームセンターに行けば自分でリペアするキッドが売っています。チャレンジしてみるのもおもしろいですね。基本的には小さな傷を補修します。ドアの色に非常に近い色を現地で調合して傷口に塗るという作業が基本になります。一見しただけではもともとどこに傷があったのか分からないほどキレイに仕上げてくれます。
扉に穴をあけてしまった
ドアの扉に穴をあけてしまった場合どうしたら良いでしょうか。ドアを交換するしかないのでしょうか。答えは「いいえ」です。面材とよばれる板が破損してしまっているケースが多いのですが、その面材の上に薄いベニヤを貼りさらにその上からシートを貼るという方法があります。シートを貼る面が片面のみの場合には貼らない面と柄や色が近いものを選ばないといけませんので、注意が必要です。
レバーハンドルが劣化してきた
レバーハンドルのメッキが剥がれてきて、みすぼらしく感じたことはないでしょうか。その場合にはレバーハンドル自体を交換するという方法があります。ただレバーハンドルには「空錠」「表示錠」「間仕切り錠」など種類がありますので専門業者に一度相談するのが良いでしょう。剥がれた部分をペンキで塗装するという方法はキレイに仕上がる保証がありませんので、オススメしません。
丁番廻りが劣化してきた
丁番とはドア本体とドア枠とをつないでいる金具のことです。特にドア枠と丁番との間のビスにがたつきなどが見受けられた場合には、ドアを枠ごと交換するのが良いでしょう。ドア枠自体に丁番ビスを留める力(保持力)がなくなってきているので、もとに戻すのが非常に困難な場合が多いからです。既存のドアやドア枠を撤去する工事や廃材処理費用、新規ドア材料費や新規ドア取り付け費などかかる費用はそれなりにかかります。既存のドアと新規のドアの大きさが違う場合、ドア枠廻りに別途付帯工事が必要になる点も考慮に入れなければいけません。まあドアが新しくなるので気分も一新出来ますし、交換の機会にドアのデザインを違ったものにすることも出来るというメリットもありますが。
塗装可能なドアの場合には
無垢材で出来たドアの場合、塗装してある場合が多いのですが、再度塗装をし直すことでドアをよみがえらせることが可能になります。塗装も補修の一部であると思ってください。